消火器 | 消防設備種類 | 鹿児島

消火器

消火器を噴射している

消火器は、初期消火に非常に有効なツールの一つです。また消防設備の中でも最も身近にあるものといえます。操作方法をよく理解して、適切に使用すると大きな効果を発揮してくれます。消火訓練などで、一度は使ったことのある方も多いことでしょう。消防設備点検では、消火器の設置場所の確認や外観点検に加えて、必要に応じて消火器を分解して、有効に使用できるか、薬剤の固着がないか等、点検を実施します。最近では、破裂の危険の少ない蓄圧式消火器が主流になっていますので、かなり安全になっていますが、古い消火器や腐食した消火器は使用しないようにしてください。


消火器の設置方法

消火器と標識

一般的な設置方法の一つです。消火器の背面にフックを掛けて、消火器を壁掛けにするなら消火器の紛失を防止できます。必ず標識の設置をするようにしてください。

 

消火器と消火器スタンド

消火器スタンドを用いた設置例です。標識には消火器の使用方法も分かりやすく書かれていますのでおすすめです。消火器スタンドには、様々な種類やデザインのものががありますので、設置場所の雰囲気にマッチしたものを選ぶとよいでしょう。

 

消火器格納箱

消火器格納箱は、屋外に消火器を設置する場合などに用いると便利です。雨が消火器に当たり腐食するのを避けることができます。

良くない例

消火器の前に自転車が置いてある

いざというときすぐに消火器を取り出せるように、消火器の前に物を置かないようにしましょう。

 

 

錆びた消火器

錆びた消火器はとても危険です。特に現在主流の蓄圧式消火器ではなく、10年程前まで主流だった加圧式消火器では、破裂事故が何度も起きています。消防設備点検を定期的に行っている場合は、ここまで腐食することはないと思いますが、家のガレージや倉庫等に放置されている消火器がないか、今一度確認をしてみることをお勧めします。

まとめ

消火器の使用方法は、それほど難しいものではありません。ただし、放射時間、放射距離を念頭において適切に使用する必要があります。さらに屋外では風の影響を受けやすく、室内においては粉末消火器では薬剤が煙のように舞ってしまい適切な消火場所が分からなくなる場合もあります。また慌ててしまうと、適切な使用方法ができなくなる恐れもあります。日ごろから消火訓練に参加して、消火器の使用方法を知っておかれることをお勧めします。

 

youtubeでも、消火器の使用方法を説明している動画があるので、おすすめです。youtube消火器の使用方法の動画へのリンク

 

 

 

※ご家庭の消火器も定期的に点検をされることをお勧めします。その際には、消火器に記載されている使用方法もご覧になってみてください。事業所に設置されており、点検が義務になっている場合は消防設備点検を行い、報告書を消防署に提出する必要があります。詳しくは消防点検のページをご覧ください。

 

 

 

 

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